陸マイラーに人気だった「ANA To Me CARD PASMO JCB」(通称;ソラチカカード)に、新しくゴールドカードが誕生しました。このソラチカゴールドカードの中身についてご紹介していきます。
- 東京メトロは定期券よりも都度決済がお得
- 入会キャンペーンで最大65600マイル獲得
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ソラチカゴールドカードの特徴
ソラチカカードは、『マイルとメトロポイントが両方貯まる。メトロも飛行機もこの1枚で』をコンセプトに、空と地下とを制覇するためのカードとして人気でした。でした、というのは、メトロポイントからANAマイルへの交換比率が1ポイント→0.9マイル(0.9%)という他ではありえない高還元を誇っていたからですね。陸マイラーたちはこのカードをメインに使うのではなく、いわゆるソラチカルートと言われる、『ポイントサイト→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル』のための中継カードとして利用していたのですが、LINEポイントからメトロポイントへの交換が2019年12月27日に終了してしまい、解約を検討されている方も結構いるのではないでしょうか。
しかし、そんなソラチカカードに新しくゴールドカードが誕生しました。そんなソラチカゴールドカードの一番の特徴は、乗車ポイントではないでしょうか。
一般カードとゴールドカードとの比較
ソラチカカードは決済する場所によって貯められるポイントが異なります。一般的な店舗においては、「OkiDokiポイント」が貯まり、Echikaなど「メトロポイントPlus加盟店」でのPASMOでの支払いの場合には、メトロポインとが貯まり、東京メトロ乗車でも乗車ポイントが貰えます(定期区間を除く)。さらに、ANAの特約店(マツモトキヨシ等)では、上記のOkiDokiポイントに加え、100円で1マイルが追加で獲得可能です。
そして、「OkiDokiポイント」は、通常、ANAマイルに0.5%(1000円につき1ポイント→5マイル)で交換できます。なお、年に5,500円支払うことで、1%マイル還元(1000円につき1ポイント→10マイル)も選択可能です。
ソラチカゴールドカードと一般カードとの一番の違いは、年会費でしょうか。ソラチカカード(2200円/年)に対し、ゴールドカード(15,400円/年)とその差は、実に13,200円になります。果たしてこの差に見合った価値がこのゴールドカードにあるのかを見ていきたいと思います。
そこでまずは、2つのカードの特徴を比較した表を以下に示します。
ソラチカ一般 | ソラチカゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 2200円(税込) | 15,400円(税込) |
ANA搭乗 ボーナス |
+10%マイル | +25%マイル |
還元率 (OkiDokiポイント) |
1ポイント/1000円 →5マイル(0.5%) (+5,500円で1%化) |
1ポイント/1000円 →10マイル(1%) |
メトロポイント | 自販機:1ポイント/100円 店舗:1ポイント/200円 |
自販機:2ポイント/100円 店舗:2ポイント/200円 |
乗車ポイント (平日) |
5ポイント/1乗車 | 20ポイント/1乗車 |
乗車ポイント (土日) |
15ポイント/1乗車 | 40ポイント/1乗車 |
東京メトロの 定期券購入の場合 OkiDokiポイント + メトロポイント |
1ポイント/1000円 →5マイル(0.5%) + 5ポイント/1000円 →4.5マイル(0.45%) |
1ポイント/1000円 →10マイル(1%) + 5ポイント/1000円 →4.5マイル(0.45%) |
ソラチカ一般カードとゴールドカードを比較すると、還元率が0.5%と1%で異なっていますが、実はこちらは、一般カードにおいて5,500円/年を追加で支払うことで、ゴールドカードと同じ1%にすることができます。
となると、2つのカードのメリット面の一番の違いは、乗車ポイントの獲得数となります。一般カードでは、1乗車につき5ポイントですが、ゴールドカードでは、1乗車につき20ポイント獲得できます。土日なら1乗車につき15ポイント(一般)に対して、40ポイント(ゴールド)獲得できます。ちなみに、マイルに変換すると、一般カードが(平日)4.5マイル/乗車、(休日)13.5マイル/乗車、ゴールドカードが(平日)18マイル/乗車、(休日)36マイル/乗車となります。さて、それでは、この乗車ポイントの差が年会費をペイできるほど獲得できるのか見ていきましょう。
東京メトロ定期券と都度決済の比較
さて、東京メトロで通勤・通学されている方も多いと思いますが、定期券(170円区間)を購入した場合と、都度ソラチカカードで決済を行った場合(168円)の総支払額を比較したい思います。条件としては、6か月定期をソラチカ一般カード、ソラチカゴールドカードで購入した場合の金額と、毎日ソラチカカードを利用して通勤・通学した場合(20日/月で6か月)の金額に対して、さらに、カードを利用した場合の金額(定期券がOkiDokiポイント&メトロポイント還元と、都度決済のカード総額に対するメトロポイント還元)を考慮したのが以下の表になります。(OkiDokiポイントとメトロポイントは、それぞれマイルに変換し、2円/マイルとして計算しました。)
一般 | ゴールド | |||
定期券 | 都度決済 | 定期券 | 都度決済 | |
支払額 | 38450円 | 40320円 | 38450円 | 40320円 |
OkiDoki還元 | 384円 | 769円 | ||
メトロポイント還元 | 346円 | 2400円 | 346円 | 9600円 |
支払還元 | 181円 | 362円 | ||
総額 | 37719円 | 37738円 | 37334円 | 30357円 |
ソラチカ一般カードは、定期券と都度決済との総額にほぼ差がありません。しかし、これは、20日/月の乗車を考慮した場合ですので、有給やテレワークで月に19日しか出勤しないような場合には、当然定期券の金額を下回ります(都度決済の方がお得)。
一方、ソラチカゴールドカードでは、総額で7,000円程度の差が出ていることが分かります。これは、6か月分ですから、1年では14,000円分の差が出てきます。例え年会費で13,200円の差があってもゴールドカードで十分元が取れることが分かります。さらに、ゴールドカードは、飛行機に搭乗した場合のANA搭乗ボーナスが+10%→+25%になる他、ラウンジ利用可能、保険の充実など、メリットが多いですので、おススメできることが分かります。
そして、上記のことから、一般/ゴールカードに関わらず東京メトロに関しては、定期券を購入するよりもソラチカカードで都度決済を行ったほうがお得になることが分かります。
入会キャンペーンで65,600マイルゲット!
さらに、現在は、入会キャンペーンにより最大65,600マイルゲットすることも可能です。キャンペーンは、通常入会、ANA主催、JCB主催、東京メトロ主催の4本柱のキャンペーンとなっています。
ANA主催キャンペーンで最大30,600マイル
ANA主催キャンペーンは、まずキャンペーンに登録し、ANA便に乗車することで5,000マイル(ゴールド)、1,000マイル(一般)獲得できます。更に、8月31日までのカード利用額100万円以上で27,000マイル、50万円以上で10,000マイル、20万円以上で3,000マイル獲得することができます(ゴールド、一般の差は無)。また、ANAカードファミリーマイルに登録で1,000マイル(ゴールド)、500マイル(一般)プレゼントとなります。
JCB主催キャンペーンで最大30,600マイル相当
JCB主催キャンペーンは、まずmyjcbでキャンペーンに登録し、WEB明細サービス「MyJチェック」に登録することで4,500マイル相当:1,500ポイント(ゴールド)、1,200マイル相当:400ポイント(一般)がプレゼントされます。更に、7月31日までのカード利用額100万円以上で17,400マイル相当、50万円以上で6,000マイル相当、10万円以上で1,500マイル獲得することができます(ゴールド、一般の差は無)。さらに、新規入会(アップグレード除く)の場合には、上記のポイントに追加で、100万円以上で5,400マイル相当、50万円以上で2,100マイル相当、10万円以上で300マイル相当獲得することができます。
ゴールドカード | 一般カード | |
通常入会ボーナスマイル | 2,000マイル | 1,000マイル |
ANA主催キャンペーン | 最大33,000マイル | 最大28,500マイル |
JCB主催キャンペーン | 最大30,600マイル相当(※) | 最大27,300マイル相当(※) |
東京メトロ主催キャンペーン | 最大2,000メトロポイント | – |
合計 | 最大65,600マイル相当 | 最大56,800マイル相当(※) |
まとめ
ソラチカカードに新しくゴールドカードが追加されました。ソラチカゴールドカードは、東京メトロを定期券で利用しているような方にはピッタリなカードだと思います。定期券よりも都度決済で通勤・通学する方がお得になりますよ!
更に、今なら入会キャンペーンで最大65,600マイルを獲得可能となっています。新型コロナウィルスの影響で飛行機には乗りにくいですが、東京メトロの通勤、普段の支払いに使ってもかなりお得なカードですので、入会をご検討されてはいかがでしょうか?