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東京パラリンピックの学校連携観戦プログラムはPCR検査を必須にしてほしい

東京パラリンピックも東京オリンピックと同様に、無観客での開催が決定しました。しかし、1点、大きく異なることがあります。それが、5歳以上の児童を対象とした学校連携感染プログラムにより、子供たちが競技を観戦するということです。今回は、エドパパの私見ですので、興味のない方は読み飛ばしてください。

何も対策をしないまま観戦だけはやめてほしい

現状、どのような形態によって実施されるかはどこの自治体も発表していません。都県境はまたがない、希望制になるなど、部分的な情報は出てきていますが、全容については開催1週間前でも不明です。

ハッキリ言って、児童を持つ親としては不安しかありません。エドパパは既にワクチン接種を終えていますが、当然子供たちはワクチンなんて打っていません。現在夏休みであり、子供たちがどこへ行き、何をしているかは学校関係者の誰も把握していないでしょう。そして、学校連携感染プログラムは早ければ夏休み中から開始されます。

子どもたちが感染しているかいないかも不明なまま、集団が移動して、本当に大丈夫なのか、誰も保証しくれません。何か対策を打つとも思えません。観戦時だけでなく、公共交通機関を利用した場合、貸し切りバスで移動した場合にも感染のリスクがあるのは明らかです。

PCR検査を実施してほしい

今回の学校連携感染プログラムがどのように実施されるかは不明ですが、希望はしたいところです。是非とも、観戦の前後でPCR検査をしてほしいところです。しかも、観戦を希望する児童、希望しない児童の全てに対して、です。

理由としては、これで、安心、安全な観戦を実現可能であること、更に、観戦による感染のリスクが明らかになるからですね。

現状、スポーツイベントに限らず、映画を含め、スポーツイベントなどの観戦に対してどの程度新型コロナウィルスの感染が拡がるかを実験したデータはありません。

関東圏は感染者が毎日4,000人近く発生しており、いつどこで感染者が出るかも分かりません。そして、ひょっとして子供たちも元気なようで実は現在進行形で感染しているかもしれません。そこで、以下のように行って貰えたらなと思います。

  1. まずは現状の把握としても子供たちのPCRもしくは抗原検査を行い陽性者の洗い出しを行う。
  2. 次に、希望者は観戦ツアーへ行く。
  3. 最後に、観戦していない児童、観戦した児童の両者について、再度検査を行い、陽性者を再度特定する。

基本的に、1でほとんどの陽性者はあぶりだせるでしょう。しかし、偽陰性や、精度の問題で全員の陰性を保証できるものではありません。ある一定の割合で観戦者、非観戦者の両方に更に陽性者が出てくると思います。

結果的に、観戦者、非観戦者に対して統計的に有意な差が出てくれば、観戦によるリスクが明らかになることでしょう。これは、今回だけでなく、今後の感染対策上も有意義なデータとなることは明らかでしょう。しかも、子供たちは安心して観戦することができます。

どれほどの児童が学校連携感染プログラムを行うのかは分かりませんが、安心・安全な観戦を行うためには、これぐらいは必要経費として認めてほしいところです。

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