小学館の幼児用通信教育は、2019年4月にドラなびからまなびwithへと移行していました。しかし、2021年3月26日から小学生向けは『コナンゼミ』へと移行することとなりました。
コナンゼミは小学生から大人まで楽しめる!
これまでのなんの面白みもない、まじめな『まなびwith』から、遊びの要素が入ったコナンゼミへ移行することとなりました。コナンの謎解きを前面に押し出し、通信教育との親和性も高いと思います。しかも、小学生向けの通信教育だけではなく、大人向けのナゾトキブラウザゲームも同時にスタートします!
名探偵コナンゼミは、名探偵コナンの世界観でお届けするエデュテインメントコンテンツです。
大人から子どもまで楽しめるナゾトキブラウザゲーム「名探偵コナンゼミ ナゾトキ」と、
小学生向け通信教育「名探偵コナンゼミ 通信教育」の2つのサービスがあります。
名探偵コナンゼミ 通信教育
小学生向け通信教育のコナンゼミのほうは、名探偵コナンを教材の中に登場させて問題を回答していく形となるようです。コナンと問題ってしっくりくる感じですね。(月額2420円~)
名探偵コナンの魅力的なキャラクターたちがワークブックに登場!基礎はもちろん、国語の読解問題や作文学習、算数の文章題や図形問題、思考力を鍛える問題などを、キャラクターたちと一緒に楽しく学習を深めることができます。
また、名探偵コナンのアニメのストーリーを楽しみながらナゾトキに取り組める「名探偵コナンゼミ ナゾトキ」(月額680円(税抜))と合わせれば「自ら学びたい!」という意欲をより引きだすことができます。
名探偵コナンゼミ ナゾトキ
こちらは、週2回、ナゾトキのアニメが配信される形になるようです。難易度も小学生低学年向けから中学生以上までの4つのコースが準備されており、大人も十分楽しめる内容になるようです。月額680円(税抜)
4つのコースがあるから⼤⼈から⼦どもまで楽しめる!
週ごとのストーリー配信が嬉しい!週2回程度に分けて配信される『名探偵コナン』のストーリーをナゾトキをしながら楽しむブラウザゲーム。コースは全部で4コースあり、謎の難易度によって選ぶことができます。
配信は週2回。
また、現在体験版をプレイ可能なようです。
幼児向けのまなびwithは継続?→廃止
今回のリニューアルに合わせて、年少向けのまなびwithは廃止されるようです。一方で、年中、年長向けのまなびwithは廃止が案内されていないことから、恐らく継続されるのでしょう。→2023年時点で年中、年長向けも廃止さました。しかし、小学生向けはコナンとコラボして遊びの要素を入れたにも関わらず、幼児向けは何も遊びの要素を入れないのはいただけない気がしますね。
まとめ
小学館がまた、幼児向け通信教育講座をリニューアルすることとなりました。エドパパの姫(8歳)と王子(5歳)の成長の間にこれで2回目です。(ドラゼミ→まなびwith→コナンゼミ)迷走っぷりが良く分かりますが、幼児向け通信教材が難しいのも分かります。超大手の進研ゼミは、しまじろうやコラショとのコラボを行っており、小学館はドラえもんとのコラボから一気に何も遊びがないまなびwithへと移行しましたが、何も遊びがないまじめ一本で言えばZ会もあります。そちらとの差別化も必要であり、どっちつかずな印象が否めませんでした。
でも、今回の名探偵コナンとのコラボははっきり言ってアリだと思います。ナゾトキと小学生の問題は親和性があり、小学生ぐらいだと勉強のやる気を引き出す1助となることは間違いありません。
一方で、置き去り間のある年少・年中用通信制幼児教育の方はどうするんだろうっていうのが残っちゃいますね。
現在、コナンゼミの1週間分おためしワークブックは、WEB上から入手できますので、是非一度体験してみては如何でしょうか?