JALの国内線特典航空券PLUSは、通常の特典航空券の空きが無くなっていたとしても空きがあればPLUSマイルを追加することで特典航空券が利用できるようになるという力技のマイルです。その国内線特典航空券PLUSの必要マイル数の上限が2024年7月11日発券分からアップされることとなりました。いわゆる改悪ですが、上限がアップされるだけで、通常の特典航空券の必要マイル数は変わりませんし、特典航空券PLUS自体が残席により必要マイル数が変動するタイプなので今までと同じ残席でも必要マイル数がアップするのか、最後の残り数席分だけがアップするのかは実際に始まってみないと何とも言えません。
国内線特典航空券PLUSの必要マイル数上限を引き上げ
国内線特典航空券PLUSの必要マイル数上限が2024年7月11日発券分からアップされます。そもそも特典航空券plusは一括6,000マイル!、などと必要マイルが決まっているものではなく、残席数に応じて変動することとなっています。つまり、基本マイル分が無くなってすぐは少しのアップ分で足りるし、座席が数席しかないと言った時には必要マイル数が上限となるというものです。今回その上限が引き上げられることとなりました。今回の改定で大体必要マイル数の上限が3000~9000マイルアップしています。なお、座席が一杯空いているときには基本マイルしかかからず、その基本マイルは据え置きとなっています。
ゾーン | 基本マイル | 現在上限 | 7/11~ |
A | 4,000 | 15,500 | 18,500 |
B | 5,000 | 18,500 | 22,500 |
C | 6,000 | 19,500 | 23,500 |
D | 7,000 | 26,000 | 31,000 |
E | 8,000 | 33,000 | 39,500 |
F | 9,000 | 37,500 | 44,500 |
G | 10,000 | 42,000 | 51,500 |
ファーストクラスは基本マイルもアップ
ただし、ファーストクラスについては、基本マイルもアップしています。下記表で最低の数字が基本マイル。7/11以降は、基本マイルが2,000~4,000マイルのアップ。上限が4,000~10,500マイルアップとなっています。
ゾーン | 現在 | 7/11~ |
A | なし | なし |
B | なし | なし |
C | 12,500~23,000 | 14,500~27,000 |
D | 15,000~29,500 | 18,000~34,000 |
E | 16,000~35,500 | 20,000~41,000 |
F | 18,000~37,000 | 22,000~44,000 |
G | 20,000~49,500 | 24,000~60,000 |