ビューカード&えきねっと(JR東日本)が2021年6月27日から大幅にリニューアルされるようです。その結果新幹線の予約時には最大10%ポイントバックされるようになります。ちなみに、ちょっとややこしいなと思いましたので詳しく解説していきたいと思います。
- 新幹線で最大10%還元
- 在来線特急は最大13%還元
- ゴールドカードは年間12万円分以上チケットを購入するなら加入を検討
めにゅう
えきねっとのリニューアル
2000年にスタートした、JR東日本のサービスえきねっとが20周年を記念して大幅にリニューアルされることとなりました。
利便性、経済性を改良したポイントは6つ。サイト自体のリニューアル、新幹線予約の簡易化、受け取り用QRコードの採用、支払方法の多角化、大人の休日倶楽部など割引制度の電子化(eチケ)、ポイント付与割合変更となります。
- 予約サクサク、旅行ワクワク。身近で使いたくなる「Web サイト」へ
- 新幹線 e チケット 3 タップ予約 「アプリ」をもっとスムーズに
- 送って便利にバラバラ受取り かざして簡単 5 秒で発券 「受取用QRコード」
- コンビニや ATM、いろいろな方法で支払い可能に
- 「おときゅう e チケ」※でもっとおトクを便利に
- JRE POINT が貯まる・使える
利便性については実際に使ってみないと何とも言えないところがありますので、今回はお得度(ポイント付与割合の変更)について触れていきたいと思います。
えきねっと利用で2%のJREポイント付与
これまでも、えきねっとを利用した際には、利用毎に一定のポイントが付与されていました。(以下表)1回の利用毎に20~60ポイント(50円相当~150円相当;1えきねっとポイント→2.5JREポイント)と、気持ち少し付与されるかなと言う感じです。エドパパも今回を機に確認したら360ポイント貯まってましたが完全に意識の外にありました。
6月26日までのえきねっと付与ポイント数
お申込みの種類 | 受取箇所 | (A) JR東日本・JR北海道エリアを 運転する列車 | (B) (A)以外の列車 | |
---|---|---|---|---|
お受取り が必要な きっぷ | 指定席券 | 指定席券売機 | 30 | 20 |
みどりの窓口 | 20 | 10 | ||
えきねっと トクだ値 | 指定席券売機 | 30 | – | |
えきねっと チケットレスサービス | – | 30 | – | |
新幹線 eチケット サービス | 新幹線 eチケット (基本) 指定席券 | IC乗車※ | 60 | 50 |
指定席券売機 | 30 | 20 | ||
みどりの窓口 | 20 | 10 | ||
えきねっと トクだ値 | IC乗車※ | 60 | – | |
指定席券売機 | 30 | – |
6月27日以降のえきねっと付与ポイント
そしてこの付与割合が2021年6月27日からリニューアルされ、ポイント付与割合の増加、シンプル化が図られます。ちなみに、新幹線eチケットサービスは新幹線の予約、えきねっとチケットレスサービスは、在来線特急の予約となっています。新幹線のチケットレスは2%、在来線特急のチケットレスは5%、紙切符は一括0.5%ですね。ここで面白いのは、新幹線eチケットサービスやえきねっとトクだ値を利用しても紙チケットを発行すると還元率が2%または5%→0.5%へと減額されるっていうことですね。チケットレスを特別に安くするっていう意気込みが感じられます。
乗車方法 | 商品 | 付与割合 |
チケットレス | 新幹線eチケット | 2% |
えきねっとチケットレス | 5% | |
紙のきっぷ | えきねっとトクだ値、新幹線eチケット含む | 0.5% |
ビューカードで最大8%付与
今回のえきねっとリニューアルに合わせて、VIEW対象商品へのビューカード利用時のサービスVIEWプラスの付与割合も大きく変更されています。これまでは、全ての対象商品ついて一括1.5%付与であったものが、ゴールド/一般カードの違い、えきねっと、モバイルsuica、オートチャージ等の違いにより0.5%~8%までの付与率へと変更されることになりました。
改善、改悪両方あるということですね。ビューカードゴールドだと、えきねっとを利用した場合に8%の還元率というものすごい数値が出てきます。通常のビューカードでも3%と普通のカードよりは還元率が高くなっています。
ビューカードゴールドは、えきねっと利用で8%、モバイルsuicaのグリーン券購入で8%、モバイルsuica定期券購入で4%、モバイルsuicaチャージ/suicaオートチャージで1.5%の還元率となっています。
えきねっと+ビューカードで最大13%還元
さて、上記2つのサービスの変更により、最終的なポイント還元率も大きく変わっています。ビューゴールドカードは8%還元ですので、どの種類のチケットを買ってもかなり高い還元率となっています。新幹線は最大10%の還元率、在来線特急は最大13%の還元率で予約することが出来るってことですね。
乗車方法 | 商品 | えきねっと | ビューカード/ゴールド | 合計 |
チケットレス | 新幹線eチケット | 2% | 3%/8% | 5%/10% |
えきねっとチケットレス | 5% | 3%/8% | 8%/13% | |
紙の切符 | 各種 | 0.5% | 3%/8% | 3.5%/8.5% |
ちなみに、現在、新幹線及び在来線特急は最大50%割引となるえきねっとトクだ値スペシャルキャンペーンも開催中ですので、10%or13%の還元率と合わせて、実質40%or37%で切符が購入可能と言うことになります。
ビューカードゴールドはどれぐらい使うとお得になるのか?
ビューカードゴールドは、えきねっとやグリーン券利用で8%ととんでもない還元率となっていますが、普通のビューカードとの差は5%です。その5%の差は、ゴールドカードの年会費分回収できるならお得ですし、そもそもそんなに利用しないなら、無料のビックカメラsuicaカードを利用していた方がお得。と言うことになります。そこで、いくら分新幹線などを利用すればゴールドカードに入会した方が良いか、軽く計算してみたいと思います。
年間12万円以上利用するならゴールドカードを検討すべし
ビューゴールドプラスカードは、12万円利用した場合、還元率8%で9,600円分のポイントが還元されます。ただし、普通のビューカードも12万円で3,600円分還元されます。すると、両者の差額6,000円分と言うことになり、実質年会費6,000円分は回収できたことになります。つまり、新幹線、在来線などで年間12万円以上利用するのであれば、ビューゴールドプラスカードを利用した方が良いということです。
ちなみに、エドパパは、JR東日本(えきねっと)利用で年間12万円はギリギリ行くか行かないかですね。これが、JR東海などを含めれば確実に超えてくるんですが、いかんせん、JR東日本系列の利用は限られてきます。
しかし、いずれにしても無料のビックカメラsuicaカードは、新幹線、定期券の購入で3%還元されることから、関東圏にお住まいの方は加入しておくのはマスト!でしょうか。
ちなみに、ビューゴールドプラスカードは、モッピーで18,000円分のポイント還元を行っています(画像は古いです)。
ビックカメラsuicaカードは残念ながらポイントサイトのポイントバックは行っていないようですね。
とても参考になりました。
ちょっと旅行で乗る程度なので年間12万もなかなか使えないですね。
大人しくビッグカメラSuicaカードを利用したいと思います。
>さわさん
いつもコメントありがとうございます!
現状のコロナ渦では無料のビックカードになりますよねぇ。
ただ、私も来年あたりに落ち着いた時には再考するかもしれません!