JALのFOP2倍キャンペーンが6月8日~7月31日まで2か月弱限定で行われます。2021年は、ANAが9月30日までの予定で行われていたPP2倍キャンペーンを11月30日まで延長したりしていました。2020年、2021年に続き3年連続で実施されています。
めにゅう
2022年版FOP2倍キャンペーンの内容
2022年のキャンペーンは、2022年6月8日~7月31日まで、国内全路線対象、全運賃対象+対象路線限定500FOP追加加算で開催されます。また、国際線についても対象で、国際線は6月8日~9月30日までが対象となっています。なお、キャンペーンへの登録は不要。自動的に2倍で計算されます。
注意点:ボーナスFLY ON ポイント、各種キャンペーンで加算のFLY ON ポイントは2倍の対象外です。
ANA | |
対象期間 | 6月8日~7月31日 |
対象路線 | JALグループ運航の国内線全路線 |
対象運賃 | 全国内線運賃 |
倍率 | 2倍 |
500FOP追加加算
FOP2倍キャンペーンに加え、今回は更に、対象路線限定で500FOPが追加加算されます。羽田の対象路線が少ないのは・・・東京のせいでしょうか。
追加加算対象路線
東京(羽田) | ⇔ | 三沢/山形/南紀白浜 |
大阪(伊丹) | ⇔ | 女満別/函館/青森/三沢/秋田/いわて花巻/山形/仙台/新潟/松本/ 出雲/隠岐/松山/大分/福岡/長崎/熊本/宮崎/鹿児島/種子島 |
福岡 | ⇔ | いわて花巻/仙台/徳島/高知/松山/宮崎/奄美大島 |
札幌(新千歳) | ⇔ | 女満別/青森/秋田/いわて花巻/仙台/新潟 |
鹿児島 | ⇔ | 奄美大島/徳之島 |

2021年版PP2倍キャンペーンの内容
2021年のキャンペーンは、2020年のキャンペーンと大きく異なる点があります。それは、対象運賃が、『マイル積算率75%以上の国内線運賃』ということです。2020年は、全運賃が対象でしたので、少し条件を厳しくしてきました。また、細かい点では、昨年は国際線も対象でしたが、昨今の現状に鑑み、国内線限定となっています。
また、10月以降の搭乗に関しては、那覇・宮古・石垣空港を発着する路線は対象外となります。
ANA | |
対象期間 | 3月22日~11月30日 |
対象路線 | ANAおよびANAグループ運航の国内線 (予約はANAで) |
対象運賃 | マイル積算率75%以上の国内線運賃 |
倍率 | 2倍 |
マイル積算率50%の路線(対象外)
では、対象外の路線とは具体的にどの運賃が対象なのか?ということろですが、実は対象となる路線は結構少ないです。ANA SUPER VALUE SALEなどは対象外ですので、注意が必要です。
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ANA積算率表
区間基本マイレージに対する積算率 | 積算対象運賃 |
---|---|
150% |
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125% |
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100% |
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75% |
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50% |
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2020年プレミアムポイント/FLYONポイントが2倍!
ANAとJALは、それぞれ自社の会員に対して、ステータスを用意し、専用カウンター、優先登場、ラウンジなどの特典を受けることができます。そのステータスを獲得するために必要なのがそれぞれ、プレミアムポイント(PP;ANA)とFLYONポイント(FOP;JAL)となります。そして、カードを保有している限り半永久的に上級会員の資格を得られるのがそれぞれSFC、JGCカードですが、どちらも取得するには、50000PP/FOPが必要となります。
しかし、2020年3月、新型コロナウィルスによる需要減少に対抗するため、ANA/JALともにこのポイントの取得比率を2倍に引き上げるキャンペーンを始めました。
以下に今回のキャンペーンの詳細をまとめてみました。
ANA | JAL | |
対象期間 | 1月1日~6月30日 | 2月1日~7月31日 |
対象路線 | 国内・国際線(ANAのみ) | 国内・国際線(JALのみ) |
対象運賃 | 全運賃 | 全運賃 |
倍率 | 2倍 | 2倍(キャンペーン除く) |
対象期間
ANAは、2020年1月1日~6月30日。JALが2020年2月1日~7月31日となります。ANAは年始の1月から開始で6月までの搭乗が対象となっています。一方で、JALの方が2月からとなり、夏休みまでかかっています。いずれも、すでに搭乗していた分に対しては、過去にさかのぼって付与。どちらを選択するかは、1月の年始時期に飛行機を利用した方はANA、夏休みに飛行機を利用する方はJALという風に選択してみてもいいんではないでしょうか。
対象路線
ANA、JALともに、国内線・国際線の全路線が対象となります。そして、いずれもコードシェア便は対象外となり、自社便のみが対象となります。
対象運賃
ANA、JAL共にフライトマイル積算対象の全クラス、全運賃が対象。
倍率
こちらが両者で一番異なる部分となります。ANAは、該当月の獲得したPPを「2倍」にする。(搭乗ボーナスも倍となる)のに対し、JALは、搭乗ボーナスを除いたFOPを2倍となっています。
PP/FOP単価が一番安く、一度に獲得できる量も多い、羽田那覇間片道のPP/FOPを比較してみました。先得系は搭乗ボーナスがありませんが、プレミアム系(ANAはプレミアムクラス、JALはファーストクラス)は搭乗ボーナス400PPが倍付けされるため、ANAの方が多くPPを獲得できます。
羽田ー那覇便 | ANA | JAL |
先得系 | 2952PP | 2952FOP |
プレミアム系 | 6704PP | 6304FOP |
往復でこれらの倍獲得できるので、SFC/JGCカードを取得するには、先得系では、50000÷(2952×2)=8.5往復で獲得できます。プレミアム系では、50000÷(6704×2)=3.7往復で獲得できます。もちろん、7月までに全て搭乗する必要はありません。秋や年末年始の旅行の際にも多少なりとも飛行機に乗る予定があれば、上記の回数はさらに減少させることができます。
まとめ
2020年に引き続き、ANAが2021年版プレミアムポイント2倍キャンペーンを開始しました。しかも、事前通告なく、いきなり3月22日に発表して、22日から適用開始と言う荒業ですw。今回は対象運賃がマイル積算率75%以上の運賃となり、2020年よりも少し厳しくなっています。また、昨年は、国内線・国際線のすべての路線が対象でしたが、今年はさすがに国内線のみが対象となりました。特にエントリー等も必要はありませんので、気軽に修行に挑戦することができます。
ただし、まだまだコロナウィルスは沈静化しそうにありません。感染対策をしっかりと、気を付けて旅行しましょう。